Santiago

サンティアゴはチリの首都で、アンデス山脈と海岸山脈に挟まれた広い盆地の、マポチョ川のほとりにあります。40を超えるコムナ(基礎自治体)からなるサンティアゴ都市圏には国の人口の3分の1以上が暮らしており、晴れた日には高層ビル群の背後に高くそびえるアンデスの山々が見えます。

1541年にペドロ・デ・バルディビアが築いたこの街には、アルマス広場を中心とする植民地時代の碁盤目状の街路、19世紀の新古典主義様式の中心部、そして東の山麓へ向かって上っていく緑豊かな住宅街が残っています。旅行者のお目当ては、博物館や市場、サン・クリストバルの丘とサンタ・ルシアの丘からの眺め、ベジャビスタとラスタリアのにぎやかな通り、そして周辺の谷で造られるワインです。プロビデンシアやラスタリア近くのアパートは、市内観光にも日帰り旅行にも便利な拠点になります。西には港町バルパライソとビニャ・デル・マールのビーチ、アンデスにはカホン・デル・マイポの峡谷とスキー場があり、首都のすぐ近くにはブドウ畑が広がっています。

サンティアゴの滞在エリア

サンティアゴは、それぞれに個性のあるコムナが寄り集まった街です。中心部のバリオ・ラスタリアは、サンタ・ルシアの丘とフォレスタル公園のあいだにある歴史地区で、劇場や博物館、カフェ、大道芸があふれ、歩いて回るのが好きな文化好きに向いています。地下鉄のベジャス・アルテス駅とウニベルシダ・カトリカ駅が最寄りです。マポチョ川の対岸、サン・クリストバルの丘のふもとにあるバリオ・ベジャビスタは、街のボヘミアンな地区として知られ、夜遊びの場所を近くに求める旅行者に向いています。

東のプロビデンシアには、高層アパート、現在はオフィスとして使われている古い邸宅、ショッピング街が混在し、地下鉄の便もよいため、カップルや家族連れにとって何でもそろう人気の拠点です。さらに東のラス・コンデスは国内の主要な金融街で、「サンハッタン」の愛称で呼ばれ、近代的な高層ビルと静かな住宅街があり、出張者に向いています。南東にあるバリオ・イタリアとニュニョア広場周辺は、バーやレストランの多い、くつろいだ雰囲気の住宅街です。

丘、広場、博物館

1541年にバルディビアの碁盤目状の街の中心として造られたアルマス広場は、メトロポリタン大聖堂と、国立歴史博物館が入る王立裁判所宮殿に囲まれています。数ブロック南には、大統領府のモネダ宮殿があります。イタリア人建築家ホアキン・トエスカの設計により、植民地時代の造幣局として1784年から1805年にかけて建てられたものです。北には、川の近くに装飾的な鉄骨のホールを持つ中央市場があります。

先住民がウエレンと呼んだ岩山、サンタ・ルシアの丘は、今では中心部を見渡せる段々の公園になっています。サン・クリストバルの丘は市街地から約300メートルの高さにそびえ、ケーブルカー、ロープウェイ、国立動物園を備えたサンティアゴ首都圏公園があり、山頂には聖母マリア像が立っています。このほか、フォレスタル公園のそばの国立美術館、キンタ・ノルマル近くの記憶と人権の博物館、ベジャビスタにあるパブロ・ネルーダの家ラ・チャスコナも見どころです。

サンティアゴの歴史

サンティアゴの盆地には何千年も前から人が暮らしてきました。マポチョ川沿いに農村が生まれ、15世紀後半にはこの地域はインカの支配下に入りました。エストレマドゥーラ出身のコンキスタドール、ペドロ・デ・バルディビアは1540年12月にこの盆地に到達し、1541年2月12日にサンティアゴ・デル・ヌエボ・エストレモを創設しました。名前はスペインの守護聖人である使徒ヤコブ(サンティアゴ)にちなんでいます。攻撃や洪水、1647年の大地震をはじめとする地震に見舞われながらも、街は植民地の首都へと成長しました。

1810年9月18日にはここで第一次政府評議会の成立が宣言され、1818年のマイプの戦いでの愛国派の勝利によって独立が確実なものとなりました。19世紀には鉄道が首都とバルパライソや各地方を結び、市のインテンデンテ(長官)ベンハミン・ビクーニャ・マッケンナがサンタ・ルシアの丘を改修しました。サン・クリストバルの丘のサンティアゴ首都圏公園は1966年に造られ、その後、東部のコムナには高層ビルの立ち並ぶビジネス街が発展してきました。1960年と1985年の地震の後、サンティアゴは厳しい建築基準を導入しました。

アクセスと交通

ヌエボ・プダウエルとも呼ばれるアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港(SCL)は、サンティアゴ中心部の北西約15キロメートルのプダウエルにある国内最大の空港で、2022年には新しい国際線ターミナルが開業しました。市内とは高速道路経由のバスやタクシーで結ばれており、2025年には政府が空港への地下鉄路線A線の計画を発表しました。

1975年に開業したサンティアゴ地下鉄には、1〜6号線と4A号線の7路線があり、市内のバス網と統合されています。レンカとビタクラを結ぶ7号線は建設中です。長距離バスは複数のターミナルからバルパライソ、ビニャ・デル・マール、国の南部へ向けて出ており、都市高速道路が街を取り囲んでいます。中心部、ラスタリア、ベジャビスタ、プロビデンシアは徒歩や地下鉄で回れる距離にあるので、車が主に役立つのは山やワイン産地の谷への旅行です。

サンティアゴからの日帰り旅行

道路で北西へ約120キロメートルのバルパライソは、太平洋を見下ろす急な丘の上に築かれた港町で、アセンソールと呼ばれる歴史的なケーブルカーや、アレグレの丘とコンセプシオンの丘の壁画で知られています。歴史地区は2003年にユネスコの世界遺産に登録され、1990年からは国民議会がここで開かれており、ネルーダの家ラ・セバスティアナが湾を見下ろしています。隣町の「庭園都市」として知られるビニャ・デル・マールには、ビーチや公園、花時計があります。

南東へ、市内から約1時間のカホン・デル・マイポはマイポ川上流の峡谷で、ハイキングやラフティング、エル・イエソ貯水池、エル・モラド天然記念物にあるサン・フランシスコ氷河を楽しめます。ファレジョネス周辺のスキー場は、サンティアゴの北東約35キロメートル圏内にあります。ブドウ畑は、マイポ川の谷と、白ワインで知られるバルパライソへ向かう道沿いのカサブランカ・バレーに広がっています。

気候とベストシーズン

サンティアゴは地中海性の特徴を持つ半乾燥気候で、季節は北半球と逆になります。暖かく乾燥した季節はおおむね10月から3月で、最も暑い日には約35°Cに達し、雨はほとんど、あるいはまったく降りません。4月から9月の涼しい季節は、一年の雨の大半がこの時期に降るため、やや雨が多くなります。アンデス山脈と山麓は雪に覆われますが、市の中部や西部の地区で雪が降ることはごくまれです。涼しい月には、周囲を山に囲まれた盆地にスモッグがたまることがあり、当局はそれを減らすために車両の利用を制限してきました。

街歩きには、たいてい春と秋が最も快適で、穏やかな日が続き、山々の眺めも楽しめます。夏は海辺への旅に向いており、冬の数か月はスキー場に雪が積もります。ブドウの収穫はおおむね2月下旬から5月にかけて行われるため、ブドウ畑を訪ねるなら秋がよい時期です。

知っておきたいこと

サンティアゴで泊まるのにおすすめのエリアは?

博物館やカフェ、旧市街へ歩いて行きたい初めての旅行者には、ラスタリアとフォレスタル公園周辺が向いています。ベジャビスタは夜遊びの地区、プロビデンシアは交通の便がよくカップルや家族連れに何かと便利な拠点で、ラス・コンデスは出張者に向いています。バリオ・イタリアとニュニョアは、くつろいだ雰囲気の住宅街です。

サンティアゴの空港から市の中心部まではどのくらいですか?

アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港(SCL)はプダウエルにあり、サンティアゴ中心部の北西約15キロメートルです。市内とは高速道路経由のバスやタクシーで結ばれています。空港への地下鉄路線A線は2025年に計画が発表されましたが、まだ開業していません。

サンティアゴ観光のベストシーズンはいつですか?

春(9月から11月)と秋(3月から5月)は、たいてい穏やかな日が続いて観光に向いており、秋はブドウ畑の収穫期です。夏は暑く乾燥していて海辺への旅に向き、涼しく雨の多い冬の数か月は、近くのアンデスでスキーシーズンを迎えます。

サンティアゴには何日必要ですか?

2〜3日あれば、アルマス広場とモネダ宮殿、ラスタリア、ベジャビスタ、サン・クリストバルとサンタ・ルシアの丘を回れます。4〜5日あれば、バルパライソとビニャ・デル・マールで1日、カホン・デル・マイポかワイン産地の谷でもう1日過ごせます。

サンティアゴからバルパライソへ日帰りで行けますか?

はい。バルパライソはサンティアゴから道路で北西へ約120キロメートルにあり、首都のバスターミナルから長距離バスが出ています。2003年からユネスコの世界遺産に登録されている丘の上の歴史地区は、徒歩とケーブルカーで巡ることができ、ビニャ・デル・マールはすぐ隣です。

サンティアゴで車は必要ですか?

市内では必要ありません。地下鉄、バス、タクシーで主な地区を回れ、中心部、ラスタリア、ベジャビスタ、プロビデンシアは歩いても気持ちのよい地区です。カホン・デル・マイポ、スキー場、市外のブドウ畑へ行くには、車かツアーが便利です。

サンティアゴは家族連れに向いていますか?

はい。ケーブルカー、ロープウェイ、国立動物園のあるサン・クリストバルの丘のサンティアゴ首都圏公園、フォレスタル公園、キンタ・ノルマル、市内の博物館は、どれも子どもに向いています。プロビデンシアやニュニョアのアパートなら家族でも広さとキッチンがあり、ビニャ・デル・マールのビーチは夏の手軽なお出かけ先です。

サンティアゴは何で有名ですか?

サンティアゴは、アンデスのふもとという立地、アルマス広場とモネダ宮殿、サン・クリストバルとサンタ・ルシアの丘、ベジャビスタとパブロ・ネルーダの家ラ・チャスコナ、そしてチリのワイン産地の谷やスキー場、港町バルパライソへの玄関口としての役割で知られています。

AIの支援を受けて調査・執筆し、その後、下記の情報源で事実を確認しました。最終確認日:。

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